百貨店のTUDOR売り場に立ち寄ったところ、割とラインナップされていたので試着してみました。
BLACK BAY GMT(SS&YGのコンビ)
GMT自体、お初にお目にかかったのですが、それがイエローゴールドのコンビとはまたなんとも。
TUDORのGMTといえば、オパーリン文字盤が今年の新作として発表されて僕も気になっていました。ただ、ネットの噂では「重い」という言葉が目についていたので、実際確かめたかったので試着をさせて頂きました。
第一印象は「ズシッ」でした^^;
店員さんに腕を通して手を離された瞬間、しっかりと伝わってくる存在感。
「重いですね…確か200gくらいあるんですものね?」と言うと「公式の発表はないので何とも言えません…」との返答。でも間違いなく僕の愛用するブラックベイ36の2本分はあるでしょう。
重みのことが気になっちゃって他の感想が全然思い浮かびませんでしたが、家に帰って色味をじっくり鑑賞。ホームページとも見比べてみました。
ベゼルの茶色が割と明るめですね。ホームページで見るともっとダークブラウンかな、と思っていましたが。ただ、これは保護フィルムによるものかもしれません。
ブレスの部分もきれいです。
コンビもなかなかいいですね。ただ、僕には時計負けしちゃいそうで、コンビはまだ先かな、と思いました。
厚みはそれほど感じませんでした。重みだけです。ひたすら重い。逆にこの重みが解消してブレスで150gくらいになったらめちゃくちゃ人気が出そうです。
スペック
- Ref:M79833MN-0001
- ケース径:41㎜
- ムーブメント:マニュファクチュールキャリバーMT5652(COSC認定)
- パワーリザーブ:約70時間
- 防水性能:200m(20気圧)
- 価格:753,500円(税込)
ブラックベイ58(シルバー)
GMTを見たついでに、といってはあれですが、ひときわきれいなベゼルが目を引いたもう1本を試着。
シルバーのブラックベイ58です。
ベゼルと文字盤の色がグレーとベージュの間、今流行りの”グレージュ”です!落ち着いた高級感がありますね。また、サイズも39㎜と付けやすいのもGOODです。
もうちょっとよく見てみましょう。
人によってこの色は好みの分かれるところかもしれません。悪く言えばぼんやりした色、と思われるかも。
でも毎日使うものなのであまりギラギラせず、大人しい色合いが好きという方にはいいかもしれません。アンティーク風の味わいも漂っています。ダイバーズウォッチとしては珍しいカラーだと思います。
文字盤と同系色のレザーベルトは相性ピッタリです。白いステッチもいいですね。なお、ファブリックストラップのモデルもあります。
厚みは39㎜にしてはやや厚めでしょうか。でも付けた時にはそれほど違和感はありませんでした。
注意すべきは、このモデルのケースはシルバー製です。具体的には「シルバー925」といって、銀の含有率が92.5%の合金です。残りの7.5%は銅などの成分で、これによって強度を上げています。合金と言ってもシルバー925は「純銀」として扱われています。
なお、シルバーだと錆びてしまうのでは?と心配な方もいらっしゃると思いますが、シルバーは極めて酸化しにくい素材なので錆びることはありません。黒ずんでしまうのは硫化です。空気中の硫黄などに反応すると起こります。
徐々に黒ずんでいく変化を楽しむこともできますし、頻繁に手入れをすることで購入時の状態を維持することも可能です。やや黒ずんだシルバージュエリーのような色合いになったらカッコよさそうですね。
スペック
- Ref:M79010SG-0001
- ケース径:39㎜
- ムーブメント:マニュファクチュールキャリバーMT5400(COSC認定)
- パワーリザーブ:約70時間
- 防水性能:200m(20気圧)
- 価格:585,200円(税込)
まとめ
- ブラックベイGMTはブレスだと重い
- SS&YGコンビはシブさがある
- ベゼルのブラウンはやや明るめ?
- ブラックベイ58シルバーは色が良い
- シルバーケースは経年変化を楽しめる
- 総じてTUDORはコスパが良い!
だれかのお役に立てれば幸いです^^
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