IWCビッグパイロット43(IW3293)は細腕こそカッコいいと思う!

※この記事にはプロモーションが含まれています。

IWCと言えばポルトギーゼやマークシリーズ、最近ではインヂュニアが中心ですね。

今回、2か月ぶりくらいに東京に行くことになったので、せっかくならあまり気にしてこなかったシリーズに目を向けてみようと思いました。

それが「ビッグ・パイロット・ウォッチ43」です。

目次

ビッグ・パイロット・ウォッチの歴史

そもそもIWCがパイロットウォッチの製造を始めたのは1930年代中頃。民間航空を対象として製作されました。

1940年には「ビッグ・パイロット・ウォッチ52T.S.C.」を発表します。当時としては最高レベルの精度を誇るキャリバー52を乗せ、ドイツ軍向けに製造されました。厚手の手袋でも操作しやすい大きな円錐形リューズを備え、ケースの直径は55㎜、重さは183gもあったとか。

ビッグ・パイロット・ウォッチ52T.S.C
https://www.iwc.com/jp/ja/home.html

このビッグパイロットウォッチ52T.S.Cをベースにして2002年に発表されたのがビッグ・パイロット・ウォッチです。

ケース径は46.2㎜、厚さ15.8㎜にダウンサイジングされ、7日間パワーリザーブ・インジケーターとデイト表示を備えていました。

Ref.5002
https://www.iwc.com/jp/ja/home.html

現行のビッグ・パイロット・ウォッチもその流れを受け継ぎ、2012年にモデルチェンジが図られました。

ケース径は46.2㎜、厚さ15.6㎜、6気圧防水、7日間パワーリザーブ、インジケーター、デイト表示などはほぼ前モデルを継承し、すっきりとしたデザインになりました。

Ref. IW501001
https://www.iwc.com/jp/ja/home.html

ビッグ・パイロット・ウォッチ43(IW329301)

このようにビッグ・パイロット・ウォッチは伝統を継承し続けているわけですが、やはりその大きすぎるサイズ故に購入者はよほどの愛好家くらいになってしまうという難点がありました。

そこで2021年に登場したのが、デザインをそのままに43㎜へとダウンサイジングした「ビッグ・パイロット・ウォッチ43」です。

やはり実物を見るとそのデザインの秀逸さがよく分かります。

黒と白の盤面にシンプルな3針ノンデイトに引き算の美学を感じます。

無骨な外観にどことなくポップな数字のフォントビッグ・パイロットを受け継ぐ証である円錐形リューズ、ベルトに設けられたツール感を主張する2つのリベット、すべて調和された最高のデザインです。

泰然自若としたその佇まいは第23回天下一武道会のチャパ王に対する悟空の構えに似たものがあります。(気になる方はこちらから)

フォールディングバックルを採用しているので、着脱によって穴が広がりづらくなっています。また、着脱時に落としてしまう恐れもありません。これ、個人的には結構大きいメリットです。マークシリーズはピン止めなのが欠点なので。

裏蓋はトランスパレント仕様になっており、大胆に肉抜きされたローターから内部の構造を覗くことができます。軟鉄製インナーケースを採用している本家ビッグ・パイロット・ウォッチは裏透けではないので嬉しいですね(耐磁性は犠牲になっていますが)。

また、「EasX-CHANGE」システムを採用しているので、ベルトの付け替えが工具なしで簡単にできる点もグッド。交換用ベルトは多様なカラーのラバーや革などを4万円弱で購入できます。

しかもゴールドメダル入り!

気になる大きさ

これだけ長所の多いビッグ・パイロット・ウォッチ43。やはり気になるのはその大きさです。

腕周り15.5~16㎝の僕の腕に乗せてみた写真をいくつか掲載します。

上から見るとラグがはみ出しています。オーバーサイズの目安ですねぇ…。でもカッコいい。

横から。ラグとベルトに隙間ができていますねぇ。でもベルトが新品で固いせいもあると思います。

腕に巻いた姿を引きで撮ってみました。確かに大きいですが、服装などを含めてトータルで見ると良いアクセントになっているような気がします。

細腕ですがそれがむしろアンバランスでファッション的に外し効果があるような気が…しませんか?

確かに大きい時計であることは間違いないですが、それがデメリットではなくむしろ長所になっているように感じました。特にブラックはメリハリが効いているのでファッションのアクセントになってくれます。Tシャツ・短パンでもこの時計を身に着けるだけでぐっと引き締まる気もします。

一見して高そうな時計に見えないところも魅力だと思います。シルバーやゴールドのラグスポは確かにカッコ良いですが、僕の持っている庶民的な服装だと時計だけギラついて浮いてしまいそうです…。

あとは他の人と被らなそうなところも良いですね(人気がないってことなんでしょうけど^^;)。IWCだとポルトギーゼやマークシリーズが人気ですからね。

前回の僕のブログでポルトギーゼに惚れた様子を書きましたが、あの時よりも今心惹かれています。

考えれば考えるほど良いところばかり。本気で購入を検討しています…

スペック

  • Ref:IW329301(黒)、IW329303(青)
  • ケース径:43㎜
  • 厚さ:13.6㎜
  • ムーブメント:自社製キャリバー82100
  • パワーリザーブ:60時間
  • 防水性能:100m(10気圧)
  • 価格:1,254,000円(税込)

※2023年8月時点

まとめ

  • シンプル3針・ノンデイト◎
  • 数字のフォント・リューズなど唯一無二のデザイン◎
  • 黒文字盤に茶ベルトのヴィンテージ感◎
  • Dバックル仕様◎
  • 60時間パワーリザーブ◎
  • 裏スケかつゴールドメダル入り◎
  • ベルト交換システム◎
  • サイズの割に重くない厚くもない◎
  • ファッションのアクセントになる◎
  • 高そうに見えない◎
  • あまり人とかぶらない◎
  • お値段…△

大きいことは良いこと、ですね。

だれかのお役に立てれば幸いです^^

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この記事を書いた人

1970年代生まれの会社員。
2022年にマッチングアプリで知り合った妻と結婚。
2023年5月にブログ「だれかの役に立つログ」を開設。
旅行・時計・婚活や結婚生活を中心に、だれかの役に立ってくれればいいなと思いながら気ままに経験談を執筆しています。

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