2023年8月25日(金)、ついに購入しました。
今回購入の候補に挙がっていたものはポルトギーゼクロノグラフ、ポルトギーゼ40でした。
どのような考えでこれら2つではなくビッグ・パイロット・ウォッチ43を選んだのか、そこをつまびらかに書こうと思います。(これを残すことでいつでも初心に帰ることでもできるので…)
ポルトギーゼ・クロノグラフ(IW3716)
IWCといえばポルトギーゼ、中でもクロノグラフはその代名詞的なモデルです。
まず、この文字盤の美しさ。スモールセコンドと30分積算計の縦2つ目のシンプルクロノグラフで、日付表示もなくシンメトリー(左右対称)なすっきりとしたレイアウトになっています。
空いたスペースに「CHRONOGRAPH AUTOMATIC」と「IWC SCHAFFHAUSEN」のロゴが水平に並び、整然とした美しさを演出しています。
クロノグラフの反凸型プッシャーもどことなくクラシックな印象があって素敵。
カラーバリエーションも豊富、さらにSS以外に18Kのケース素材もあるんですよね。
おまけに最近ではラバーベルトを取り付けるという、違った角度からのアプローチも。これには購買意欲を掻き立てられ本当に悩みました。
特に白文字盤×ゴールドインデックスにオリーブのラバーベルトにはハートを撃ち抜かれそうになりました。。。
さらにブティックで試着したグレー文字盤×ゴールドインデックス×18Kゴールドケースのあまりの美しさに言葉を失いましたが、そこは値段を見て正気に戻りました。
ポルトギーゼ・オートマティック40(IW3583)
クロノグラフと比べるとメカメカしさでは劣るものの、やはりスモセコ・ノンデイトの完全シンメトリーなデザインには潔い美しさがあります。外周部のレイルトラックも個人的に惹かれる意匠。
白や青や緑の文字盤も美しいのですが、中でも最近ラインナップに加わったサーモンダイヤルの美しいこと。見方によってはシルバー、ゴールド、ピンクなど光の強弱や見る角度によって様々な表情を見せてくれます。
どこかノスタルジックな色とデザインが絶妙にマッチしていて、完成された造形であります。
いや、悩みました…
ビッグ・パイロット・ウォッチ43を購入した決め手
まず、大前提として僕は高級時計初心者であり、50万円以上の時計を買うのは初めて、ということがあります。
なので今回買う一本はできるだけTPOを選ばず、どんな装いにもマッチすることが望まれます。
そういう意味ではポルトギーゼ・オートマティック40のサーモンはややキレイ目に寄っているな、という印象を持ちました。
そしてポルトギーゼ・クロノグラフは、身に着けた時に全身を引きで見るとややふわっとし過ぎてしまう印象を持ちました。
うまく表現できないのですが、僕のような色白撫で肩おじさんにポルトギーゼ・クロノグラフを合わせてしまうと、線の細さという点で妙な共通項が生まれて時計が埋もれてしまい、なんか似合わないんですよね。(時計はおしゃれなんですけど)
後は機能性という点でいくつかの項目をまとめると…
・ウォッチ43 | ビッグ・パイロットクロノグラフ | ポルトギーゼ・オートマティック40 | ポルトギーゼ・|
パワーリザーブ | 60時間 | 46時間 | 60時間 |
防水性 | 10気圧 | 3気圧 | 3気圧 |
EasX-CHANGE | ○ | × | × |
夜光 | ○ | × | × |
これらの機能を比べても、やはり最初の高級時計としてはビッグ・パイロット・ウォッチ43かな、となりました。
もちろん、消去法で選んだわけではありません。
まず、服を選ばないという点では、実際にTシャツ&セットアップでブティックにお邪魔してパシャパシャ撮って見比べました。
あとは以前にもブログに掲載しましたが、遠目で見るとその大きさ故にコーディネートのアクセントになってくれて、時計も僕も両者引き立つ感じがしたんです。
細腕の僕が43㎜のちょっと無骨な時計をしているのがカッコよく見えるんですよね(自分で言うか)。たとえて言うなら華奢な女性がジープのラングラーに乗っているような?いや一緒にしちゃダメか。
とにかく何度もブティックに足を運び、それだけでは飽き足らず大手百貨店にもはしごして試着しまくって、同価格帯の時計も比較対照して、最終的に間違いない時計だと信じて買いました。
とてもとても気に入っています。寝ているときも付けていたいくらいです。寝ぼけてぶつけそうだからやらないけど。
それにしても125万円の時計を買うには勇気が要りました。一気に100万以上の出費はさすがに大きいと。でも、そこは逃げ道がありました。だからこそ購入の決意ができたわけですが…そのお話は次回の更新でお話したいと思います。
だれかのお役に立てれば幸いです^^
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