7月31日、日銀政策決定会合が行われ、政策金利が0.25%へと引き上げられました。
また、その後の日銀植田総裁の会見で今後の追加利上げの可能性を示唆する発言があったことで急速に円高が進行。
週明けの8月5日にはついに前日比-4451円という史上最大の下落幅を記録。
そうかと思えば翌日には前日比+3217円と史上最大の上昇。
7月11日に付けた日経平均の史上最高値42426.77円から1か月足らずで10968円も下落。
歴史上めったにないジェットコースター相場を後学のためにも記録しておきます。
7月31日(水)
【日銀植田総裁】政策金利を年0.25%にする
日経平均終値 39101.82円(前日比+575.87)
ドル円相場終値 149.98円(前日比2円78銭円高)
【FRBパウエル議長】政策金利は据え置き、9月に利下げの可能性を示唆
ダウ終値 40842.79ドル(前日比+99.46)
ナスダック終値 17599.4ドル(前日比+451.98)
8月1日(木)
【林官房長官】急激な円高進行「安定的に推移することが望ましい、為替市場の動向しっかりと注視したい」
日経平均終値 38126.33円(前日比-975.49)
ドル円相場終値 149.36円(前日比62銭円高)
ダウ終値 40347.97ドル(前日比-494.82)
ナスダック終値 17194.15ドル(前日比-405.25)
8月2日(金)
【鈴木財務相】為替相場の急激な変動は企業の経営活動不確実性高める
日経平均終値 35909.70円(前日比-2216.63)
ドル円相場終値 146.54円(前日比2円82銭円高)
ダウ終値 39737.26ドル(前日比-610.71)
ナスダック終値 16776.16ドル(前日比-417.99)
8月5日(月)
【林官房長官】株価大幅下落、緊張感持って注視
【鈴木財務相】株価の下落、強い関心を寄せている
日経平均終値 31458.42円(前日比-4451.28)史上最大の下げ幅
ドル円相場終値 144.17円(前日比2円37銭円高)
ダウ終値 38737.27ドル(前日比-1033.99)
ナスダック終値 16200.08ドル(前日比-576.08)
8月6日(火)
【岸田首相】株価変動、冷静に判断することが重要
日経平均終値 34675.46円(前日比+3217.04)史上最大の上げ幅
ドル円相場終値 144.30円(前日比13銭円安)
ダウ終値 38997.66ドル(前日比+294.39)
ナスダック終値 16366.85ドル(前日比+166.77)
8月7日(水)
【内田日銀副総裁】市場が不安定な時は金利引き上げはしない
日経平均終値 35089.62円(前日比+414.16)
ドル円相場終値 146.69円(前日比2円39銭円安)
ダウ終値 38763.45ドル(前日比-234.21)
ナスダック終値 16195.81ドル(前日比-171.04)
8月8日(木)
【鈴木財務相】株式相場の水準は投資家が判断して市場が決定する
日経平均終値 34831.15円(前日比-258.47)
ドル円相場終値 147.22円(前日比49銭円高)
ダウ終値 39446.49ドル(前日比+683.44)
ナスダック終値 16660.02(前日比+464.21)
8月9日(金)~16(金)
★この期間は日経平均は5連騰(12日は山の日で祝日)し38062.67円まで上昇。8月1日の水準までほぼ戻りました。
これ以降、月末にかけては日経平均は38000円を挟んで小康状態となりました。
まとめ
7月30日(火)から8月16日(金)までの日経平均の推移は以下の通り。
今回の暴落は、金利引き上げ決定後の日銀植田総裁の記者会見でのタカ派的(今後ももっと金利上げますよ)な発言による市場の動揺と、売りが売りを呼ぶ展開により一気に下げたものと思われます。
また、下がり方に関しては以下のように3日間に分けて下落しています。
8月1日(木)-975円
8月2日(金)-2216円
8月5日(月)-4451円
ここでも「売り買いは3日待て」の格言の通り、暴落しているときは冷静になって3日は待ってみることの大切さがわかります。
株式投資は慌てず冷静に、ですね。
だれかのお役に立てれば幸いです^^
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